新年、明けましておめでとうございます。昨年は、たくさんの皆様から支えていただき、無事にCDTを歩き切ることができました。本当にご声援・ご支援ありがとうございました。
まだまだ、未熟で皆様にご迷惑をお掛け致しますが、本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
Masa
11月8日、CDTを歩き終えた私は3日後、昨年一緒に歩いた2012PCTハイカー・デザートフォックスと共に、かねてよりの約束であった、グランドキャニオン(アリゾナ州)を歩いてまいりました。
私達が向かったのは南リムにある、一般的なグランドキャニオン。たくさんの海外旅行者の方で毎日賑わっていました。勿論、日本人旅行客の方ともたくさんすれ違いました。
グランドキャニオンは、北リム・南リムに別れ、リムの標高が7600フィートになり、一般的に見られるグランドキャニオンの景色は、このリムの上から撮影されます。私達は、このリムからコロラドリバーの流れる、キャニオンの最下部標高2700フィートまで降り、グランドキャニオン周辺を6泊7日の行程で歩きました。
水場が少なく、日陰のないトレイル。しかも、人気のある国立公園の為、4月から10月までは、非常に混雑し、宿泊予約も取りにくい。また、トレイルを歩くにも非常に注意が必要なトレイルになります。詳しくは、またの機会にご紹介できればと考えております。

デザート・フォックスと共に歩くトレイル。1日約10マイル(16km)を歩く、CDTとは違いゆっくりとした行程は、CDTで体調を崩した私にとっては、回復を図るのに丁度良い行程でした。
早朝から歩き出し、午後3時にはキャンプ予定地に着き、ゆっくりと食事を摂る。11月のグランドキャニオンは気候も安定し、雨が少ないので、テントを持たずカウボーイキャンプで過ごす。
夕方6時、日が暮れると空には満天の星空。
静かな静寂の中、ただ、ただ、星空を眺める夜。
キャニオン最下部から、少し標高を上げ4000フィートのエリアをトレイルは進む。
歩き・景色、全てが変化していく。

ここグランドキャニオンは、歴史的にも、地質学的にも楽しめる場所である。
そして、最終日には、カイバ・トレイルに合流し、残り3000フィートの急斜面を上り、南リムに戻る。
普段は、上から眺めるキャニオンも、この一般的なカイバ・トレイルを歩くと日帰りでも、キャニオンの美しさを見ることが出来るのだが、残念ながらこのトレイルでは、日本人の方と出会うことはありませんでした。

旅行にディバックをプラスして、観光地から1歩踏み出すと、素晴らしい景色や人に「出会う」。
私は、そんな旅行にプラスした「旅」が好きだ。
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