GlandLakeから、Leadvilleまでの過酷な天候
- 2013/09/20
- 09:13
GlandLakeからの道のりは、体調は悪いながら、歩いた。湖沿いの道であった が、酷い道のりであった。倒木の数が異常だった。 この日、何度も倒れた木で、道なき道を歩く。途中雹に降られ、体が冷えきったの もつかの間、夕方には雨に変わった。完全に消耗し きっていた。雨の中どう過ごすか考えずにいたが、キャンプサイトのトイレ に、一次避難した。しかし、体が冷えきって動けなかった。夕方の6時を 過ぎていた事もあり、この屋根のある場所で過ごす 事を決め、暗くなってから寝床を作った。とにかく 寒くて仕方なかった。


翌日も雨模様の中、標高を徐々に上げながら歩い た。凍えていた。ただ必死に歩くしかなかった。町 まで早くたどり着き休みたかった。しかし、天候は 私を休ませようとはしなかった。12000フィートの Passに上がろうとした頃、雨と風が酷くな り、危険と判断した私は、一旦パスを下り、木陰に テントを張った。全てが濡れていた。寝袋も湿っていて、寒く体調はかなり悪化していた。 雨の中歩くのがこんなに辛いとは思わなかった。霧 で視界はない。13000フィートの瓦礫山を注意しなが ら歩く。もう、町に着きたい一心でひたすら雨 の中歩いた。指先は力が入らず、体は冷えきってい た。偶然Pass近くで出会ったハンターが町まで乗せていってくれる事になった。彼のおばあちゃんは、 山本さんだそうだ。日本人で良かった瞬間でもあ る。

Fraserの町で、体調が悪いのでゼロデイを取る事にし た。ここのホステルも素敵なホステルだった。風邪 の具合はあまり、よくならなかったが、二日後に町 に着ける距離なので、体調が整わなくても、出発す るつもりでいた。出発の前日、ホステルのスタッフ が、もう1日泊まれば、明日休みでSilverthorneに行 くから乗せていくよ!と魅力的なお誘いを受けた。 しかし、私はハイカー。歩いて行かなくてはならな い。ありがたいお申し出を断る事にした。誘惑にま けれればなと後悔もした。 12000フィートのエリアでの雨は、やはり厳しい。体 調の悪い私にとって、本当に辛い二日間だった。誘 いを受けてSilverthorneに送ってもらえば良かった。 何度も後悔しながら歩いた。歩けない自分が悲し かった。Steamboatspringsを出発してから、ゼロデ イ含めて、全て雨や雹。完全に消耗しきっている。 Breckenridgeの町の奥に見えた山は雪で白くなって いる。それでも、三枚重ね着をしてマフラーを巻い ている私は、Silverthornの町でも浮いていた。 風邪が悪化している。天候は回復しない。

Silvertornの町では、AprilとTomが迎えにきてくれる約束になっていた。気付いた方もいらっしゃると思うが、Encampment WYで朝ごはんをご馳走になったご夫婦です。彼らは、IdahoSpringsという、Silvertornから車で約一時間程の距離の町に住んでいる。久々に出会い、コロンビアさんのアウトレット店に連れて行ってもらい、オムニヒートのロングスリーブを購入した。とにかく寒くて仕方なかった。車内で話を聞くと、130年振りの異常気象だそうだ。特にデンバーが酷いらしい。Idahospringsの町も、橋が封鎖になっていたりと、その爪痕を見ることができた。彼らの家は、山の中にある。



素敵なお宅。色々話をしたり、Tomが食事を作ってくれたりと、まるで家族のように過ごさせて頂いた。2泊させて頂いた。体調が悪かったが、わたしが寝ている間に聞こえてきた会話の中から、予定があることを聞いてしまった。出発しなければ迷惑を、かけてしまう。そんな思いで元気を装い出発にこぎつけた。ニュースでは、デンバー地区の天候は回復するという、嬉しい知らせも私を勇気つけた。

Silvertornから、Leadvilleの町までは、2日で着く距離。朝、ニュースの通り晴れ間がでていた。トレイルを歩きだすと、やはりまた、雨模様が始まった。12000フィートで、雨と突風の中キャンプ。完全に体は風邪を取り戻していた。辛かった。力の限り歩き、運よく予定より少し前の道路で、拾ってもらえた。2つ返事でお願いした。Leadvilleの町へ。
オーナーの話しいわく、今日町に来れてよかったな。今夜はストームと雪だよと。その言葉通り翌日の朝、Leadvilleから見えるCDTの方向の山は、半分白く雪で染まっていた。

ロングトレイルを歩いていると、季節が変わる。縦の標高差の風景展開より、より大きく風景展開していくのが、横に長く行為だ。まさに今、季節が変わる。紅葉を通り過ぎ、コロラドに雪の季節がやってくる。



翌日も雨模様の中、標高を徐々に上げながら歩い た。凍えていた。ただ必死に歩くしかなかった。町 まで早くたどり着き休みたかった。しかし、天候は 私を休ませようとはしなかった。12000フィートの Passに上がろうとした頃、雨と風が酷くな り、危険と判断した私は、一旦パスを下り、木陰に テントを張った。全てが濡れていた。寝袋も湿っていて、寒く体調はかなり悪化していた。 雨の中歩くのがこんなに辛いとは思わなかった。霧 で視界はない。13000フィートの瓦礫山を注意しなが ら歩く。もう、町に着きたい一心でひたすら雨 の中歩いた。指先は力が入らず、体は冷えきってい た。偶然Pass近くで出会ったハンターが町まで乗せていってくれる事になった。彼のおばあちゃんは、 山本さんだそうだ。日本人で良かった瞬間でもあ る。

Fraserの町で、体調が悪いのでゼロデイを取る事にし た。ここのホステルも素敵なホステルだった。風邪 の具合はあまり、よくならなかったが、二日後に町 に着ける距離なので、体調が整わなくても、出発す るつもりでいた。出発の前日、ホステルのスタッフ が、もう1日泊まれば、明日休みでSilverthorneに行 くから乗せていくよ!と魅力的なお誘いを受けた。 しかし、私はハイカー。歩いて行かなくてはならな い。ありがたいお申し出を断る事にした。誘惑にま けれればなと後悔もした。 12000フィートのエリアでの雨は、やはり厳しい。体 調の悪い私にとって、本当に辛い二日間だった。誘 いを受けてSilverthorneに送ってもらえば良かった。 何度も後悔しながら歩いた。歩けない自分が悲し かった。Steamboatspringsを出発してから、ゼロデ イ含めて、全て雨や雹。完全に消耗しきっている。 Breckenridgeの町の奥に見えた山は雪で白くなって いる。それでも、三枚重ね着をしてマフラーを巻い ている私は、Silverthornの町でも浮いていた。 風邪が悪化している。天候は回復しない。

Silvertornの町では、AprilとTomが迎えにきてくれる約束になっていた。気付いた方もいらっしゃると思うが、Encampment WYで朝ごはんをご馳走になったご夫婦です。彼らは、IdahoSpringsという、Silvertornから車で約一時間程の距離の町に住んでいる。久々に出会い、コロンビアさんのアウトレット店に連れて行ってもらい、オムニヒートのロングスリーブを購入した。とにかく寒くて仕方なかった。車内で話を聞くと、130年振りの異常気象だそうだ。特にデンバーが酷いらしい。Idahospringsの町も、橋が封鎖になっていたりと、その爪痕を見ることができた。彼らの家は、山の中にある。



素敵なお宅。色々話をしたり、Tomが食事を作ってくれたりと、まるで家族のように過ごさせて頂いた。2泊させて頂いた。体調が悪かったが、わたしが寝ている間に聞こえてきた会話の中から、予定があることを聞いてしまった。出発しなければ迷惑を、かけてしまう。そんな思いで元気を装い出発にこぎつけた。ニュースでは、デンバー地区の天候は回復するという、嬉しい知らせも私を勇気つけた。


Silvertornから、Leadvilleの町までは、2日で着く距離。朝、ニュースの通り晴れ間がでていた。トレイルを歩きだすと、やはりまた、雨模様が始まった。12000フィートで、雨と突風の中キャンプ。完全に体は風邪を取り戻していた。辛かった。力の限り歩き、運よく予定より少し前の道路で、拾ってもらえた。2つ返事でお願いした。Leadvilleの町へ。
オーナーの話しいわく、今日町に来れてよかったな。今夜はストームと雪だよと。その言葉通り翌日の朝、Leadvilleから見えるCDTの方向の山は、半分白く雪で染まっていた。

ロングトレイルを歩いていると、季節が変わる。縦の標高差の風景展開より、より大きく風景展開していくのが、横に長く行為だ。まさに今、季節が変わる。紅葉を通り過ぎ、コロラドに雪の季節がやってくる。

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