SouthPassCityからの砂漠地帯へ。
- 2013/08/16
- 00:02
Landerの町で、初めての歩かない日ゼロデイを2つ取りました。歩き始めて2ヶ月。ゆっくりと過ごした日がなかった事もあります。予算の都合でホテルのキャンプサイトに泊まりましたが、非常に快適に且つ浮浪者のように過ごしました。

キャンプサイトで、ホテルの宿泊客にフリスビーの手解きを受けながら遊んでいると、彼は、明日仕事の途中SouthPassCityまで乗せて行ってくれる申し出をしてくれた。SouthPassCityまでは40マイル。知らない人よりは知っている人の方が会話は続く。CDTはこのパターンのヒッチハイクが多い気がします。
朝、無料の朝食をたべ、ロビーのパソコンで写真の依頼分を添付。普段は出発直前にしない作業。これが後程大変な事を引き起こすとは、この時きづいてはいなかった。
10時から11時の約束だったが、遅れる事一時間、彼はやって来た。乗り込み走り出すと、どうも怪しい。道が違う気がした。彼に聞くと、北へ向かっていた。地図を示すと、彼は勘違いをしていたらしい。まるで反対方向。しかも彼は仕事中。Landerまで、戻ってもらいヒッチハイクすることにした。午後1時。にわかに雨が振りだしていた。
雨のヒッチハイクは辛かった。一時間してもいっこうに止まる気配がない。二時間。また、この町に泊まることも考え始めた時、止まった。「お金はある?」

私は、キャッシュは無いよ。と言うと「まっいいか、乗りな」と言って乗せてくれた。スティーブン。彼もまた、SouthPassCityの場所を知らなかった。最初はギクシャクしていたが、年齢が私のひとつ上で、お子さんの年齢と、私の甥と姪の年齢が近い事、先住民である事、何より音楽の趣味がぴったりで意気投合した。大音量でかけながら、二人で頭を揺らしながらドライブ。いつしかお互いブラザーと呼びあっていた。
それくらい長い距離のヒッチハイク。最後にバグしながら別れた。なんだか寂しかった。
映画のセットのようなこの小さな町。写真を撮ろうとカメラを探すとなかった。後日ホテルに連絡したが、見当たらなかった。ここは、CDT。他のトレイルと違いハイカーを知る人が圧倒的に少ない。注意しなければならなかった。ショックに追い討ちをかけ、雷に冷たい雨。この日、雨と風がやまない中、必死にテントをはり潜り込んだ。辛い1日だった。そして、水のないエリアが始まった。




ウィンドリバーから僅か数マイルで、乾燥地。環境の変化に驚く。なによりも、地図上の川が全て枯れている。スイートリバーを越えるとまさに、砂漠地帯だった。足元も砂で歩きにくい。体力が奪われる。水を探してさ迷いながら必死に歩いた。1日25マイルはあるいたかもしれない。時には300mlで一晩過ごした。幸いな事に、六日間で半分が雨という天候に恵まれ、消費する水が少なく、助かった。砂漠の雨は、水をもたらさないが、足元が歩きやすくなっていた。かなりの量のあめだったからかもしれない。やがて、トレイルはフリーウエイと14マイル並走し始めた。ヒッチハイクしたい衝動にかられる。町までの最後の水場が枯れていたからだった。しかし、次の町Rawlinsはトレイル上の町。ヒッチハイクするわけにはいかない。歩きつづけるとやがてフリーウエイと合流していく。
1198マイル地点、Rawlinsにたどり着いた。






ガイドブックに記されているよりはるかに大きな町だった。私は余った食材やコロラドの地図や、ガイドブックをここに送っていたため、郵便局で受けとると、局員も驚く六個口だった。フォックスファイアーさんからの、靴下がNPO法人山形ロングトレイル代表の相澤さんより送られて来たのだかが、嬉しい差し入れが沢山はいっていた。

ありがとうございます!三時間かけ宿を探し、ようやく決まったホテルで値切り交渉。朝食尽きで税金分安くしてもらった。3日滞在だと交渉してしまいます。これも他のトレイルにはないやり方ななかもしれない。最近少しづつ私なりのCDTを過ごしはじめている。

キャンプサイトで、ホテルの宿泊客にフリスビーの手解きを受けながら遊んでいると、彼は、明日仕事の途中SouthPassCityまで乗せて行ってくれる申し出をしてくれた。SouthPassCityまでは40マイル。知らない人よりは知っている人の方が会話は続く。CDTはこのパターンのヒッチハイクが多い気がします。
朝、無料の朝食をたべ、ロビーのパソコンで写真の依頼分を添付。普段は出発直前にしない作業。これが後程大変な事を引き起こすとは、この時きづいてはいなかった。
10時から11時の約束だったが、遅れる事一時間、彼はやって来た。乗り込み走り出すと、どうも怪しい。道が違う気がした。彼に聞くと、北へ向かっていた。地図を示すと、彼は勘違いをしていたらしい。まるで反対方向。しかも彼は仕事中。Landerまで、戻ってもらいヒッチハイクすることにした。午後1時。にわかに雨が振りだしていた。
雨のヒッチハイクは辛かった。一時間してもいっこうに止まる気配がない。二時間。また、この町に泊まることも考え始めた時、止まった。「お金はある?」

私は、キャッシュは無いよ。と言うと「まっいいか、乗りな」と言って乗せてくれた。スティーブン。彼もまた、SouthPassCityの場所を知らなかった。最初はギクシャクしていたが、年齢が私のひとつ上で、お子さんの年齢と、私の甥と姪の年齢が近い事、先住民である事、何より音楽の趣味がぴったりで意気投合した。大音量でかけながら、二人で頭を揺らしながらドライブ。いつしかお互いブラザーと呼びあっていた。
それくらい長い距離のヒッチハイク。最後にバグしながら別れた。なんだか寂しかった。
映画のセットのようなこの小さな町。写真を撮ろうとカメラを探すとなかった。後日ホテルに連絡したが、見当たらなかった。ここは、CDT。他のトレイルと違いハイカーを知る人が圧倒的に少ない。注意しなければならなかった。ショックに追い討ちをかけ、雷に冷たい雨。この日、雨と風がやまない中、必死にテントをはり潜り込んだ。辛い1日だった。そして、水のないエリアが始まった。




ウィンドリバーから僅か数マイルで、乾燥地。環境の変化に驚く。なによりも、地図上の川が全て枯れている。スイートリバーを越えるとまさに、砂漠地帯だった。足元も砂で歩きにくい。体力が奪われる。水を探してさ迷いながら必死に歩いた。1日25マイルはあるいたかもしれない。時には300mlで一晩過ごした。幸いな事に、六日間で半分が雨という天候に恵まれ、消費する水が少なく、助かった。砂漠の雨は、水をもたらさないが、足元が歩きやすくなっていた。かなりの量のあめだったからかもしれない。やがて、トレイルはフリーウエイと14マイル並走し始めた。ヒッチハイクしたい衝動にかられる。町までの最後の水場が枯れていたからだった。しかし、次の町Rawlinsはトレイル上の町。ヒッチハイクするわけにはいかない。歩きつづけるとやがてフリーウエイと合流していく。
1198マイル地点、Rawlinsにたどり着いた。






ガイドブックに記されているよりはるかに大きな町だった。私は余った食材やコロラドの地図や、ガイドブックをここに送っていたため、郵便局で受けとると、局員も驚く六個口だった。フォックスファイアーさんからの、靴下がNPO法人山形ロングトレイル代表の相澤さんより送られて来たのだかが、嬉しい差し入れが沢山はいっていた。

ありがとうございます!三時間かけ宿を探し、ようやく決まったホテルで値切り交渉。朝食尽きで税金分安くしてもらった。3日滞在だと交渉してしまいます。これも他のトレイルにはないやり方ななかもしれない。最近少しづつ私なりのCDTを過ごしはじめている。
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