Bannockpass(Leader)から、Interstate15(Lima)までの101マイルの道のり
- 2013/07/17
- 14:31
Leaderのストアで、店員のNancyからサンドイッチを作ってもらい、食べているとNancyが、漢字でNancyと書いてくれと言われた。突然だししばらく漢字に触れてないし、(何使) と頭に浮かんだ漢字を書いた。出発の時、彼女はこの漢字でタトゥーを彫ると言って喜んでいた。もっと真剣に考えれば良かった。と後悔。しかし、Bannockpassまでの道のりに、車の姿はない。とりあえず歩いた。どんなに歩いてもダメだった。やがてダートロードに入り、9マイルの表示が出た時、レスキュー車に拾われた。昨日、ストアで良く顔を合わせた人だった。初めてのレスキュー車に、トレイル以外を歩くのも悪くないと思った。
午後3時に、トレイルヘッドに戻り歩いた。雨。そして一万フィート越え。ElkMountainを越えた。相変わらずアップダウンが激しい。景色がいいだけに辛い。そして、雨は毎日降っていた。モンタナ州とアイダホ州の州の境目を歩く。
そして、今回初めてCDTハイカーに出会った。Ken。彼はフリップフロップという、ワンシーズンで全ての行程をバラバラに歩く歩き方をしていた。ウルトラライトのハイカーだ。1日で35マイルも歩く。


しばらく話しをして、南を目指しハイカーが六人しか居ないことを知った。CDTは、特にウルトラライトのハイカーしかいない。いずれ全員に越されるだろう。そう思いながら歩いた。Kenとも、もう会うことはないだろう。相変わらずのアップダウンに、進まない足。毎日遅くまで歩いてしまう。蚊が居なくなれば、ブラックフライに囲まれ噛まれる。上手くいかないものだ。それでも歩いた。4日目、食料がギリギリになっていた。そしてトレイルは無くなり、一体いくつの山の頂上に上がったか判らない強力な縦走を強いられた。水場はない。渇きと、道のないクロスカントリー。辛い。

やがてダートロードにたどり着き、予定より半日早くInterstate15にたどり着いたのだが。


ここからが、大変だった。いくつの車が通り過ぎただろう。三時間した所で諦めかけていた時、陽気なお兄さんが停まってくれた。

面白い車内。あっという間にLimaに着いた。もっと早くにヒッチハイク出来ると考えていた私は、昼ご飯も食べていなかった。宿泊より先に、ストアに行ってとりあえず、アイスとジュースにパンを流し込んだ。その後モーテルにむかうと、まるで今までのトレイルのような宿泊場だった。ハイカーボックスもレジスターもあり、歓迎してくれる。そして何より驚いたのは、Kenが泊まっていた。隣の部屋にしてもらい、Kenの奢りで何もしないでビールを飲みながら話した。これがトレイルが本来もつものだと、改めて感じた。Kenは明日出発。私は明後日。お互いのスケジュールを話し、コロラドに住むKenは、コロラドが最後。トレイルにかなり近い場所に住んでいる様子で、迎えに来てくれるらしい!奥さんがハンターだから、Elkの肉を食べさせてくれるそうだ。そんな彼はベジタリアンだから笑えた。翌日、待ちに待った、フォックスファイヤーさんからの、サングラスと、SOTOさんからの充填式ライターが届いていた
、ありがとうございます!そして、何より山形ロングトレイル代表理事相澤さんから、第1号差し入れが届いていた!


本当に、多くの皆さんに支えて頂いている事を実感する。次の補給ポイントはアイダホ州。そしてその後直ぐイエローストーン国立公園に入る。
いよいよ、ワイオミング州が始まる。
午後3時に、トレイルヘッドに戻り歩いた。雨。そして一万フィート越え。ElkMountainを越えた。相変わらずアップダウンが激しい。景色がいいだけに辛い。そして、雨は毎日降っていた。モンタナ州とアイダホ州の州の境目を歩く。
そして、今回初めてCDTハイカーに出会った。Ken。彼はフリップフロップという、ワンシーズンで全ての行程をバラバラに歩く歩き方をしていた。ウルトラライトのハイカーだ。1日で35マイルも歩く。


しばらく話しをして、南を目指しハイカーが六人しか居ないことを知った。CDTは、特にウルトラライトのハイカーしかいない。いずれ全員に越されるだろう。そう思いながら歩いた。Kenとも、もう会うことはないだろう。相変わらずのアップダウンに、進まない足。毎日遅くまで歩いてしまう。蚊が居なくなれば、ブラックフライに囲まれ噛まれる。上手くいかないものだ。それでも歩いた。4日目、食料がギリギリになっていた。そしてトレイルは無くなり、一体いくつの山の頂上に上がったか判らない強力な縦走を強いられた。水場はない。渇きと、道のないクロスカントリー。辛い。

やがてダートロードにたどり着き、予定より半日早くInterstate15にたどり着いたのだが。


ここからが、大変だった。いくつの車が通り過ぎただろう。三時間した所で諦めかけていた時、陽気なお兄さんが停まってくれた。

面白い車内。あっという間にLimaに着いた。もっと早くにヒッチハイク出来ると考えていた私は、昼ご飯も食べていなかった。宿泊より先に、ストアに行ってとりあえず、アイスとジュースにパンを流し込んだ。その後モーテルにむかうと、まるで今までのトレイルのような宿泊場だった。ハイカーボックスもレジスターもあり、歓迎してくれる。そして何より驚いたのは、Kenが泊まっていた。隣の部屋にしてもらい、Kenの奢りで何もしないでビールを飲みながら話した。これがトレイルが本来もつものだと、改めて感じた。Kenは明日出発。私は明後日。お互いのスケジュールを話し、コロラドに住むKenは、コロラドが最後。トレイルにかなり近い場所に住んでいる様子で、迎えに来てくれるらしい!奥さんがハンターだから、Elkの肉を食べさせてくれるそうだ。そんな彼はベジタリアンだから笑えた。翌日、待ちに待った、フォックスファイヤーさんからの、サングラスと、SOTOさんからの充填式ライターが届いていた
、ありがとうございます!そして、何より山形ロングトレイル代表理事相澤さんから、第1号差し入れが届いていた!


本当に、多くの皆さんに支えて頂いている事を実感する。次の補給ポイントはアイダホ州。そしてその後直ぐイエローストーン国立公園に入る。
いよいよ、ワイオミング州が始まる。
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