インターナショナル・アパラチアン・トレイル(IAT)について
- 2016/03/11
- 12:39
今年、具体的に考えている、インターナショナル・アパラチアン・トレイル。
最近苦労するのが、資金調達と場所の情報になる。
果たして、私はこのままトレイルを歩き続けることが出来るのだろうか?資金面での問題が、一番重要であることは間違いない。
資金調達の為、毎年定期的に仕事が欲しくなるが、実際は、1年のうち数ヵ月居ない私には難しい問題でもある。
登山家の方たちが、ヒマラヤに行かれる資金の金額を見ると、ため息しか出ない。
会社員から出発した私には、資金を集める方法すら判らない。
ゆえに、一人で賄うには、仕事にするしかないのだが、勿論大きな収入になる事はない。
だから、トレイル中は、無駄を省く生活を余儀なくされる。
それは、物価の高い国に行けばなおさらなのだ。
我ながらよく生きていると実感する。マイナージャンルのプロだからこその苦悩であったりもする。
それは、さて置き、今回私が歩くトレイル、「インターナショナル・アパラチアン・トレイル」について少し触れたいと思う。

上が、インターナショナル・アパラチアン・トレイル(IAT)の図になる。
このトレイルは、アパラチア山脈の終わりが、Mtカタディンではない。山脈としてはもっと続いている。
そんな考えから生まれたトレイルである。
そして、その考えは、地質学的に「ヨーロッパ・アフリカまで同じ造山帯である」との考えに発展して、現在は、アメリカ・メイン州からモロッコまでのエリアで、各国が国境を越え、繋がりを持てたらとの趣旨で作られ始めている。
11年前、Mtカタディンの地でゴールを迎えた、私には、トレイルはここで終わる、と思っていた。
しかし、その先にトレイルはあったのだった。
現在、陸続きで歩けるのが、カナダ・ケベック州→カナダ・ニューブラウンウィック州→アメリカ・メイン州の1200キロになる。
私が、アパラチアン・トレイルを歩き終えたのが、8月24日。この頃、まだ紅葉は無かった。2005年のアパラチアン・トレイルでの加藤則芳さんのレポートで、ニューイングランド地方の美しい紅葉を見て思った。ニューイングランド地方の美しい紅葉を見たい。私は、サウスバウンド(南向き)で歩く事を考えた。
そして、なにより、アパラチアン・トレイルは、今の私のスタート地点でもある。
も一度、Mtカタディンへ・・・・。
スタートはカナダ。ゴールはMtカタディンに決めた。
ただ、このトレイルを歩くハイカーは少ないようだ。だから情報も少ない。
そして、何よりケベック州はフランス語圏である。言葉の壁があるのだ。
英語もままならない私にとって、懸念材料でもある。勿論、情報もフランス語がほとんどである。
ケベック州のIAT協会の発行するガイドブックもほぼフランス語。
そして驚くべきは、ニューブラウンウィック州に至っては、IATの紙の地図もガイドブックも存在しない。
おそらく、情報を得るのに相当な時間が掛かる事が予測される。この3日間、夜中までの作業で、ある程度問題を絞り込んだが、まだまだ不明な点は多い。
そんな中、山形のトレイル作りに関しても同時進行で進めなくてはならない。
ただ、このトレイルはきっと山形にトレイルを作る活動・日本のトレイルカルチャーに関しても、大きな参考になると思う。
ヨーロッパにも広がるトレイルカルチャーが、各国で、どのように解釈され作られているか?
ここに大きなヒントがあるようにも思う。
最近苦労するのが、資金調達と場所の情報になる。
果たして、私はこのままトレイルを歩き続けることが出来るのだろうか?資金面での問題が、一番重要であることは間違いない。
資金調達の為、毎年定期的に仕事が欲しくなるが、実際は、1年のうち数ヵ月居ない私には難しい問題でもある。
登山家の方たちが、ヒマラヤに行かれる資金の金額を見ると、ため息しか出ない。
会社員から出発した私には、資金を集める方法すら判らない。
ゆえに、一人で賄うには、仕事にするしかないのだが、勿論大きな収入になる事はない。
だから、トレイル中は、無駄を省く生活を余儀なくされる。
それは、物価の高い国に行けばなおさらなのだ。
我ながらよく生きていると実感する。マイナージャンルのプロだからこその苦悩であったりもする。
それは、さて置き、今回私が歩くトレイル、「インターナショナル・アパラチアン・トレイル」について少し触れたいと思う。

上が、インターナショナル・アパラチアン・トレイル(IAT)の図になる。
このトレイルは、アパラチア山脈の終わりが、Mtカタディンではない。山脈としてはもっと続いている。
そんな考えから生まれたトレイルである。
そして、その考えは、地質学的に「ヨーロッパ・アフリカまで同じ造山帯である」との考えに発展して、現在は、アメリカ・メイン州からモロッコまでのエリアで、各国が国境を越え、繋がりを持てたらとの趣旨で作られ始めている。
11年前、Mtカタディンの地でゴールを迎えた、私には、トレイルはここで終わる、と思っていた。
しかし、その先にトレイルはあったのだった。
現在、陸続きで歩けるのが、カナダ・ケベック州→カナダ・ニューブラウンウィック州→アメリカ・メイン州の1200キロになる。
私が、アパラチアン・トレイルを歩き終えたのが、8月24日。この頃、まだ紅葉は無かった。2005年のアパラチアン・トレイルでの加藤則芳さんのレポートで、ニューイングランド地方の美しい紅葉を見て思った。ニューイングランド地方の美しい紅葉を見たい。私は、サウスバウンド(南向き)で歩く事を考えた。
そして、なにより、アパラチアン・トレイルは、今の私のスタート地点でもある。
も一度、Mtカタディンへ・・・・。
スタートはカナダ。ゴールはMtカタディンに決めた。
ただ、このトレイルを歩くハイカーは少ないようだ。だから情報も少ない。
そして、何よりケベック州はフランス語圏である。言葉の壁があるのだ。
英語もままならない私にとって、懸念材料でもある。勿論、情報もフランス語がほとんどである。
ケベック州のIAT協会の発行するガイドブックもほぼフランス語。
そして驚くべきは、ニューブラウンウィック州に至っては、IATの紙の地図もガイドブックも存在しない。
おそらく、情報を得るのに相当な時間が掛かる事が予測される。この3日間、夜中までの作業で、ある程度問題を絞り込んだが、まだまだ不明な点は多い。
そんな中、山形のトレイル作りに関しても同時進行で進めなくてはならない。
ただ、このトレイルはきっと山形にトレイルを作る活動・日本のトレイルカルチャーに関しても、大きな参考になると思う。
ヨーロッパにも広がるトレイルカルチャーが、各国で、どのように解釈され作られているか?
ここに大きなヒントがあるようにも思う。
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