山形ロングトレイル
- 2015/12/17
- 13:32
私の本業としての活動の中心が、プロハイカーとして歩く事であり、山形にトレイルのコースを作る活動である。
プロハイカーとしての活動は、このブログでも紹介しているのだが、今回は、今年の山形ロングトレイルの活動について振り返りをしてみたいと思う。
現在、日本には「トレイル」と名の付く道は数多く作られている。
しかしながら、実際にトレイルを歩いたハイカーが携わり、作られたトレイルは、加藤則芳さんがアドバイザーを務められた「信越トレイル」だけだと、記憶している。
私達がNPO法人を立ち上げたのは、私がプロとして歩き始めた2012年だった。
個人の集まりが、トレイルを作る。無謀な考えだったのかもしれない。
当初、私が長期のトレイルを歩きに行ってしまうと、活動も休止するような状況が続いていた。
当時は、会員の人数も少なかった。
現役世代が中心のこの活動には、時間が必要だったのかもしれない。
また、私がプロハイカーとして多くのトレイルを歩き経験を積み、プロとして生きていく為の道を探さなくてはならない。
そんな同時進行の道だった。
そんな活動も3年目の今年は、おおいに飛躍した年だったと思う。
トレイルを作るには、ルート案が必要になる。ルート案がなくては行政に対する働きかけもできない。
私個人が、ルートを提唱し作るのは簡単なことかもしれない。
しかし、必要なのは地域の人々が、トレイルを通じて自然に対して関心・愛着を持ってもらう事であり、その愛着が自然保護に繋がることである。
本来、ネイチャートレイルはそうあるべきなのだ。
いくら時間が掛かっても、この根幹をしっかり作ることが重要だと考えている。だから急がなかった。
そんな意味で今年は、新しい会員の加入と会員の原田さんが中心となり、ルート調査の目途がついた事だった。
山形のトレイルのルートはどのように作られるべきか?山形らしい道とは?がある程度明確にできたのではないかと思う。
形にできたのは、幾度となく躓きながらも進んだ結果だったと思う。
また、私自身も、アメリカ3大トレイルを歩き終え、活動の休止する冬場に、テアラロア(ニュージーランドのトレイル)を歩く事によりある程度、調査が出来る季節に日本にいることが出来たこともある。
現在は、私がいなくても活動は進む状況である。
私が不在の中、会員以外の方の調査協力や頑張ってくださった会員の皆様の為にも、今年の冬は、調査結果を集約し、ルート草案を作り、トレイルが具現化出来るように努めたい。
まだまだ、トレイル開通までは、困難な道のりが待っている。
しかし我々は、2年後に蔵王国定公園エリアのルート一部開通を目指している。
困難を受け入れ躓きながらも、この目標にむけて努力したい。
それには、多くの方の参加やサポート、そして企業の協力や参加頂くことが必要になる。
ご賛同頂き、参加頂けたら幸いです。
現在の活動は、山形ロングトレイルのフェイスブックのページでご覧いただけます。
NPO法人 山形ロングトレイル フェイスブックページ
プロハイカーとしての活動は、このブログでも紹介しているのだが、今回は、今年の山形ロングトレイルの活動について振り返りをしてみたいと思う。
現在、日本には「トレイル」と名の付く道は数多く作られている。
しかしながら、実際にトレイルを歩いたハイカーが携わり、作られたトレイルは、加藤則芳さんがアドバイザーを務められた「信越トレイル」だけだと、記憶している。
私達がNPO法人を立ち上げたのは、私がプロとして歩き始めた2012年だった。
個人の集まりが、トレイルを作る。無謀な考えだったのかもしれない。
当初、私が長期のトレイルを歩きに行ってしまうと、活動も休止するような状況が続いていた。
当時は、会員の人数も少なかった。
現役世代が中心のこの活動には、時間が必要だったのかもしれない。
また、私がプロハイカーとして多くのトレイルを歩き経験を積み、プロとして生きていく為の道を探さなくてはならない。
そんな同時進行の道だった。
そんな活動も3年目の今年は、おおいに飛躍した年だったと思う。
トレイルを作るには、ルート案が必要になる。ルート案がなくては行政に対する働きかけもできない。
私個人が、ルートを提唱し作るのは簡単なことかもしれない。
しかし、必要なのは地域の人々が、トレイルを通じて自然に対して関心・愛着を持ってもらう事であり、その愛着が自然保護に繋がることである。
本来、ネイチャートレイルはそうあるべきなのだ。
いくら時間が掛かっても、この根幹をしっかり作ることが重要だと考えている。だから急がなかった。
そんな意味で今年は、新しい会員の加入と会員の原田さんが中心となり、ルート調査の目途がついた事だった。
山形のトレイルのルートはどのように作られるべきか?山形らしい道とは?がある程度明確にできたのではないかと思う。
形にできたのは、幾度となく躓きながらも進んだ結果だったと思う。
また、私自身も、アメリカ3大トレイルを歩き終え、活動の休止する冬場に、テアラロア(ニュージーランドのトレイル)を歩く事によりある程度、調査が出来る季節に日本にいることが出来たこともある。
現在は、私がいなくても活動は進む状況である。
私が不在の中、会員以外の方の調査協力や頑張ってくださった会員の皆様の為にも、今年の冬は、調査結果を集約し、ルート草案を作り、トレイルが具現化出来るように努めたい。
まだまだ、トレイル開通までは、困難な道のりが待っている。
しかし我々は、2年後に蔵王国定公園エリアのルート一部開通を目指している。
困難を受け入れ躓きながらも、この目標にむけて努力したい。
それには、多くの方の参加やサポート、そして企業の協力や参加頂くことが必要になる。
ご賛同頂き、参加頂けたら幸いです。
現在の活動は、山形ロングトレイルのフェイスブックのページでご覧いただけます。
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